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大山と暮らす家

鳥取県木の住まいづくりコンクール 特別賞受賞


■建築物概要

所在地 :伯耆町

主要用途:住宅

構造規模:木造 2階建て

敷地面積:832.00㎡(約252.1坪)

建築面積:112.90㎡

延床面積:122.10㎡(約37.0坪)


■仕上材料

【外部】

屋根:ガルバリウム鋼板 瓦棒葺き

外壁:漆喰・杉板


【内部】

床:杉フローリング

壁:漆喰・珪藻土

天井:杉板


■コメント

 大山の麓の別荘地に建築した、Iターン夫婦のための住まいです。


 地域特有の深い積雪に備えて床を地盤面から高く上げ、落雪への配慮として軒の深い切妻の大屋根を架けました。大きくシンメトリーな大屋根が建物を印象付け、どっしりと雄大な佇まいを見せます。


 内部は吹抜けのあるリビングと和室を中心とした開放的なプランです。リビングに隣接して夫婦それぞれの趣味が楽しめる個室を設け、それを玄関土間と連続させることで多用途に使用できる可変性を持たせています。


 また、この家は高性能な外断熱に覆われており、床下暖房と吹抜けを利用して家全体を適温に保つことができます。


 夏季には緑に囲まれて広いウッドデッキで食事を楽しみ、冬季は薪ストーブの前に座って一息つき、落葉したカラマツ林の向こうに明峰・大山を望む。そんな優雅な田舎暮らしを満喫できる住まいです。

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